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一般県道257号 田尻祖母浦半浦線

たじりばがうらはんのうらせん Tajiri-Bagaura-Hannoura Line

田尻〜閨〜向田〜祖母ヶ浦〜長崎〜野崎〜二穴〜佐波〜半浦
田尻祖母浦半浦線

島を一周する生活道路

能登島北西部から始まり、時計回りに海岸沿いを進んだ後、二穴の集落のところで不通区間。不通区間を過ぎて再び海岸沿いを時計回りに進んで能登島北西部で6の字を描くように合流する路線。能登島で一番距離の長い路線だが、センターラインの無い一車線の区間が多く、島の生活道路の雰囲気がある。

☆距離・接続一覧

地点距離接続備考重複
七尾市能登島田尻町0.0   
七尾市能登島半浦町2.8r257半浦方面  
RSのとじま入口11.4RSへはここから市道経由  
七尾市:向田12.7r47和倉方面  
七尾市能登島向田町13.8r258野崎方面  
七尾市能登島野崎町26.0r258向田方面  
七尾市能登島向田町東側末端30.7   

この間不通区間

七尾市能登島向田町西側末端0.0   
七尾市能登島佐波町0.7r47向田方面 ↓r47重複
七尾市:半浦5.9r47和倉方面 ↑r47重複
七尾市能登島半浦町10.9r257通、閨方面  

☆沿線風景

田尻〜閨〜向田間

起点は中能登農道橋で能登島に渡り、突き当たったところを左に曲がり、上り坂になる田尻・久木バス停前。二車線の道路で小さな坂を上がった後、センターラインの無い道路で坂をなだらかに下りる。最初は林の中のまっすぐな道だが、やがてカーブになり、見通しが悪くなる。林の密集度が高く、昼間でも暗い。やがて、海が見えてきて通の集落になる。名前に反して道路が狭く、通りづらい。待避所らしいところはあるものの、集落を抜けるまで狭い。完全な漁港で、建物が沿線にひしめいており、歩道は無いが人通りもある。集落を過ぎると中能登農道にぶつかる。こちら側が一時停止となっている。r257はさらに直進の左手に小屋が見える道に入る。再び林の中の暗い道の上り坂を上がる。草木が生い茂り、とても県道とは思えない道幅だ。舗装がはがれ、砂利となっている部分もある。やがて上り坂のまま一時停止となり、広い道にぶつかる。右と左ななめ奥がr257となるが、実はここが終点。つまり、ここで右折すると終点→起点方向になる。続きは左ななめ奥になる。ここからセンターラインのある道で坂を下る。海が見え、釣り人用の駐車場がある。駐車場のあたりから上り坂になり、上り坂のまま閨の集落を過ぎる。無関に入るあたりで下り坂に変わる。バイパス然とした道を通り、無関の集落は通らない。閨の集落から見えなかった海がいったん見えるようになる。無関の集落の入口を過ぎると海沿いの上り坂を進む。ここも線形改良されてカーブの道を通らなくなった。途中から下り坂になり、坂を下りきったあたりで南の集落。名前に反して島の北側にある(笑)。集落内はセンターラインが消え、少し狭くなっているので注意。そのまま道なりに直進したくなるが、r257は南バス停前の横断歩道のところで左折。しばらく海沿いを進むが、やがて海が林の向こうになって見えにくくなる。途中からセンターラインが消え、狭い道になるが、また少し進むとセンターラインが復活する。交通量も少なく走りやすい。そのままのとじま水族館の入口を過ぎ、下り坂で向田の集落に入っていく。海沿いに出たあたりからセンターラインが消え、90度カーブする。カーブした先でセンターラインが復活するが、すぐに向田交差点となる。直進方向がr47、左折方向がr257である。


向田〜祖母ケ浦〜二穴間

向田で曲がると建物がまばらな田んぼの中を通る。センターラインの無い狭い道だが、交通量は少ない。そのまま道なりに進むとr258になる。r257は途中で左折するが、案内が無いため、分かりにくい。左折してしばらくすると廃止となった海水浴場の前を通る。このあたりでいったん二車線になるが、すぐに一車線に戻る。海沿いの上り坂を進む。ところどころ改良されている区間もあるようで、センターラインが引かれているのを見かけるが、ほとんど一車線である。海側に農地が見えてきたあたりで祖母ケ浦の集落に入る。少し広めの一車線だが、カーブがあり、人通りもある。対向車にも注意。ここから先は海が見えたり、海の近くの雰囲気があるところを通る。集落内は狭くなっているところもあり、スピードに注意。途中、F目(えのめ)という難読地名を通る。対岸の穴水町甲あたりと雰囲気が似ている。長崎の集落を抜けて上り坂となるあたりで農道が分岐する。長崎でトンネルを抜けると能登島小浦町だが、小屋があるのみで、集落は見当たらない。トンネル周辺のみセンターラインが引かれているが、他は基本的に引かれていない。しばらく進むと野崎の集落になり、建物が多くなる。途中、向田であったような90度カーブがある。r258は大型車は通れない旨の看板が立っている。ここを道なりに進むとr258に入ってしまう。r257は左折し、橋を渡る。橋を渡った先で右折。神社の方向に進む。このあたりは道が狭く、集落内で迷うと脱出するのが大変になるので注意。しばらく上り坂を進んでいると、途中からセンターラインが現れる。周囲は山あいの田んぼ。坂を上がりきり、峠を過ぎたあたりから海が見えてセンターラインが消える。左手に小さい駐車場がある。一気に坂を下って日出ケ島の集落を通る。集落を過ぎると上り坂になるが、すぐに下り坂になり、二穴の集落へ。このまま道なりに進むと能登島広域農道に出てしまう。県道は途中を左折だが、2012年4月現在、工事中だ。その手前の二穴の集落に入っていく細い道で一応迂回は可能だが、当然ながら先へは進めず(工事すらされておらず、ただの雑草の壁)、Uターンに難儀するので入らない方が無難だろう。


佐波〜半浦間

反対側の不通区間末端は島の湯の奥。こちらは砂利道で進めそうな雰囲気だが、結局上記のようになると思われるため、進めない。海からは微妙に距離を保ったまま、島の湯を海側に見る。島の湯を過ぎた先でr47にぶつかるが、半浦交差点までr47と重複する。海が見えたり見えなかったりする昔ながらの漁村の集落の外側を通る。広い二車線の快走路だ。半浦交差点で右折し、r47と分かれる。草木が生い茂る中を二車線の坂道で下る。坂を下りきったあたりで半浦東交差点になる。ここを直進してしまうと市道に入る。r257は青看に反してここを左折して半浦の集落の中へ入っていく。下り坂になり、海に近づく。海沿いになったあたりで沿線に建物が並び、半浦の集落になる。割と人通りが多く、交通量もそこそこあるので対向車に注意。この集落の区間だけセンターラインが無い。集落を抜け、建物が少なくなったあたりからセンターラインが復活。二車線快走路となる。r257のハイライト区間だ。ゆるい上り坂となる。周囲は森林。そのまま進むと終点に着く。終点では道なり直進→右折と左の坂道を下りる細い道がr257となる。

☆おすすめ利用法

能登島の道は基本的にr47と能登島広域農道・中能登農道以外は使わない方が無難だが、半浦の集落を通らない半浦交差点→r257→道なり市道→r257→道なり市道→中能登農道の区間は割と使える。他には沿線の集落やのとじま水族館、RSのとじまにアクセスする場合ぐらいしか使えないか。言うまでもないが、のとじま水族館やRSのとじまへは向田側からアクセスした方が良いだろう。なお、RSのとじまはr47のRSとなっているが、実際は市道沿線にあり、r257の方が近い。

☆通過町字

・七尾市

能登島西島・中乃島地区(能登島省略)能登島東島地区(能登島省略)
田尻町、通町、百万石町、半浦町、閨町、無関町、南町、曲町、向田町、佐波町、須曽町 祖母ヶ浦町、八ヶ崎町、F目町、長崎町、小浦町、野崎町、日出ヶ島町、二穴町

☆歴史

ただいま加筆中。協力者求む。
2011年8月:七尾市能登島日出ヶ島町〜七尾市能登島二穴町間のBPが開通する。(平成23年8月30日 石川県告示第366号)
2011年12月:七尾市能登島無関町〜七尾市能登島南町間の海側の旧道が市道に降格される。(平成23年12月2日 石川県告示第545号)
2012年1月:七尾市能登島日出ヶ島町〜七尾市能登島二穴町間の旧道が市道に降格される。(平成24年1月6日 石川県告示第9号)


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