起点は小矢部市桜町の集落の外れ。ここから田んぼの中を通り、R8と平面交差。ここからr206交点まで子撫川に沿って進む。子撫川流域の集落を結ぶローカルな景色が続く。ローカル県道だが、道はかなり良く、宮島峡関連の観光案内看板もあり、観光施設もそこそこ充実している。r206交点に近づくにつれ、観光関連の施設が多くなる。そのための駐車場があったりしてその周辺だけ道が広かったりする。少し狭くなるが、狭隘路と呼べるような狭さではない。宮中と糠子島で子撫川を渡る区間のほかは川の右岸を走る。r206交点を過ぎて左の坂を上がる。その後しばらくは快走二車線路。観光地のためか、ログハウスがあったりする。喫茶店の前を通り過ぎたあたりから狭隘一車線路になる。左手は川、右手は山が迫っている。いわゆる「落ちたら死ぬ」区間もあるので気が抜けない。県境に宮島トンネルがある。トンネル内は昼間でも暗い。トンネルを抜けると津幡町。市町境を示す看板があり、辛うじて主要地方道の面子を保っている。津幡町に入ると当然ながら下り坂になる。狭隘一車線のカーブのある坂を下りていくと、急にセンターラインが復活し、快走路になるが、その快走路も牛首の集落で終わる。牛首の集落の狭隘路を進むと右手からr206が合流してきて再び快走二車線路となり、田んぼの中を進んで終点に至る。終点は津幡町内だが、津幡の市街地からかなり遠く、しかも旧羽咋郡だった地域である。路線名にだまされないように。
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