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主要地方道36号 志賀富来線

しかとぎせん Shika-Togi Line

高浜〜安部屋〜赤住〜福浦港〜牛下〜生神
志賀富来線

原発と巌門と・・・

R249が海沿いから離れる高浜町と牛下(生神)の間の区間を代わりに海沿いに走る県道である。名勝・巌門がある風光明媚な海の近くを走る一方で志賀原発の至近を通ったり、田園風景が見られる県道である。

☆距離・接続一覧

地点距離接続備考重複
志賀町:高浜南0.0R249羽咋方面  
志賀町福浦港11.9r36BP  
志賀町:福浦港12.3r48  
志賀町:牛下15.0R249三明方面 ↓R249重複
志賀町富来生神旧道分岐牛下側16.2R249R249旧道経由↑R249重複
志賀町富来生神旧道分岐富来側17.2R249富来方面  


福浦港BP
地点距離接続備考重複
志賀町若葉台0.0 r301   
志賀町福浦港2.6 r36   

☆沿線風景

本線

起点は志賀町中心部の高浜町の南の外れ。ここから海に向かう。住宅街を抜け、旧北陸鉄道能登線であるr293と交差し、海沿いに出る。意外と交通量は多めである。ただ、高浜町の市街地を迂回するので割と走りやすいが、漁港があり、人の飛び出しが多いので油断禁物。そのまま於古川をさかのぼり、於古川で一番下流にかかる橋の方へ左折し、橋を渡る。橋を渡ってもまだ集落は続くが、田んぼが増えてくる。志賀の郷の分岐を過ぎたあたりから建物が少なくなり、田んぼの中の快走路になる。海沿いを走ってはいるが、海は遠くに見えるだけで、少し離れている。旧志賀町最後の集落である赤住あたりで建物が多めになるが、すぐに集落は終わり、松林になる。遠くに志賀原発が見えてくる。そのまま直線の快走路で原子力発電所の横を通る。原子力発電所を過ぎると上り坂になり、旧富来町になる。このあたりは海が近い。坂を上がっていると、丁字路になり、右手からr36BPが合流してくる。合流点は現道富来方面⇔福浦港BP側が優先道路となっており、現道赤住方面→現道富来方面へは一時停止が必要である。福浦港の集落を避けるバイパスを走り、r48と交差。すぐにトンネルに入り、左手に海を見ながら走る。集落を避ける快走路である。そのまま巌門を通り、やがてR249に合流する。ここからしばらく富来方面にR249と重複する。やはり海の近くである。かなり分かりにくいが、生神に入ったすぐのあたりで左折し、海沿いの道に入る。狭い一車線の道だが、交通量は少ない。右手にチラッとR249が見えたところで右折。このあたり、経路が分かりにくい。見た目、R249の旧道のように見えるが、R249はかつて終点から直進する経路をとっていたため、昔から立派なr36現道である。とはいっても、この区間は現R249で完全に代用できるため、わざわざ通る価値は低い。

福浦港BP

r301をそのまま延長したようなBPである。r301を終点→起点方向に走っているといつの間にかr36BPになる。基本的に山の中の道で、遠くに海が見え、展望台がある。沿線に人家は皆無で、快走二車線路のまま現道に合流する。前述したように、さらに直進でそのまま巌門、牛下方面へ向かう。赤住方面へは合流点で左折することになる。

☆おすすめ利用法

割と良い道であるにもかかわらず、意外と使えない道である。ちなみに高浜町〜牛下間はR249の方が近い。ゆえに、高浜町から富来方面へ急ぐのであればR249をおすすめする。よって、R249の迂回路(寄り道含む)や巌門、志賀原発周辺施設などに用事がある場合に高浜町〜牛下間で使えそうである。なお、生神区間は遠回りな上に、完全にR249で代用できるため、通らない方が無難。起伏もR249より激しいので、自転車でもやめた方が良いかも。ちなみに、福浦港BPはかなり使えて、巌門・富来から七尾方面へ向かう場合にR249→r36→r36BP→r301→r236→r3→R470とつなぐのがオススメである。r23やr48は市街地を通ったり狭くなっている区間があるのであまりオススメできない。

☆通過町字

・志賀町

高浜町、川尻、町、安部屋、上野、小浦、百浦、赤住、若葉台、福浦港、富来牛下、富来生神

☆歴史

ただいま加筆中。協力者求む。
2010年3月:福浦港BPが若葉台まで延長される。(平成22年3月16日 石川県告示第117号)


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