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主要地方道39号 山中伊切線

やまなかいきりせん Yamanaka-Ikiri Line

山中〜塔尾〜森町〜松山〜動橋〜冨塚〜片山津〜伊切
山中伊切線

動橋と2つの温泉・北陸道を結ぶ道

大聖寺や加賀温泉駅方面から山中に向かう道としてはR364やr147が有名だが、こちらは加賀市のもう1つの駅である動橋と山中を結ぶ道である。また、動橋や加賀温泉駅方面から片山津温泉や片山津ICとをも結んでいる、裏道的県道とメインルートが混在している路線である。

☆距離・接続一覧

地点距離接続備考重複
加賀市:こおろぎ町0.0R364  
加賀市塔尾町4.7r153  
加賀市水田丸町6.4旧r39横北方面 ,r151  
加賀市:森町東8.5r11  
加賀市松山町10.1旧r39勅使方面  
加賀市:松山10.3R8 ,R305  
加賀市梶井町11.3r145 ↓r145重複
加賀市:動橋東11.7r145旧道  
加賀市:動橋11.8r150  
加賀市:作見町14.4r145大聖寺方面 ,r147山代方面 ↑r145重複 ↓r147重複
加賀市:片山津温泉口16.6 r147起点↑r147重複
加賀市:潮津西17.5r148  
加賀市:潮津北17.8r39旧道片山津温泉方面  
加賀市:源平橋詰18.4r149  
加賀市:汐見橋詰19.6r20  


勅使旧道(現・加賀市道)
地点距離接続備考重複
加賀市水田丸町0.0 r39塔尾方面, r151   
加賀市:勅使2.2 r11   
加賀市松山町3.7 r39動橋方面   


片山津旧道(現・加賀市道)
地点距離接続備考重複
加賀市:片山津本町0.0 r147   
加賀市:潮津北2.3 r39   

☆沿線風景

本線

起点はR364山中市街地の南のはずれ。ここから山中の市街地の中を通る。起点から少しの間のこおろぎ橋付近はまだ山がちだが、すぐに人通りの多い観光通りに入る。山中らしい黒塗りの屋根の家が並ぶ。総湯のところで右に曲がり、すぐに道なりで左に曲がる。さらに山中の市街地に入っていく。山中温泉本町交差点でまた右折。すぐに左折し、旧山中駅である山中温泉バスターミナルの前を通る。このあたりになるとさっきの人通りが嘘のように人通りが少なくなる。白鷺大橋詰交差点で右折し、橋を渡る。上り坂になり、そのまま長い四十九院トンネルをくぐる。トンネル内も勾配があるので注意。トンネルを抜けると峠になって、下り坂になり、四十九院の集落の中に入る。人通りの少ない、寂しい集落である。そのまま道なりに進み、川沿いになり、旧山中町が終わり、右手からr153が合流してくる。信号も何も無い寂しい交点である。r39は塔尾の集落の中に入っていく。建物が増えて少しにぎやかになる。ところどころ道が狭くなっているので注意。柏野大橋で動橋川を渡ったあたりは建物は少ないが、すぐに小学校のある水田丸の集落に入る。2012年5月までは水田丸の集落に入る手前で右折していたが、現在はそのまま直進になる。直進していくとやがて田んぼの中の快走二車線路になる。r11とR8を交差した後、動橋の集落の中に入っていく。道なり直進はr145。梶井北交差点を過ぎたところで左折し、動橋川沿いに出て橋を渡る。宿場町風の町並みが続く。動橋東交差点には里程碑もある。動橋駅の付近を通り抜けると田んぼの中に入り、北陸本線を跨線橋で渡る。しばらく北陸本線と並走する。田んぼが多いが、建物も増えてくる。冨塚交差点は見通しが悪いので注意。地図では分かりにくいが、道が少し曲がっている。作見町交差点で右折し、坂を上がる。かなり急な坂なので注意。そのまま道なりに進み、やがて山の中の快走路になる。湖城団地の外側を通り、下り坂になる。片山津温泉口交差点でそこそこ広い道と交差するが、それは市道である。さらに坂を下りて片山津温泉の外れを走る。ロードサイドショップ的な建物が目立つ。r148が左から合流してきて、坂を下りきると潮津北交差点で旧r39が合流してくる。片山津温泉の北の外れで、ロードサイドショップ的な建物以外に、観光施設のようなものもある。新堀川が近づくにつれて、建物は少なくなり、写真の場所を過ぎると橋を渡る。橋を渡ったところで左に曲がり、川沿いを進む。伊切の集落の外れを走っていると汐見橋詰交差点で終点となる。ここで右折するとr20経由で北陸自動車道片山津ICに至る。

☆旧道☆

片山津旧道

r147の延長のような路線であった。さらに昔はr147区間も含めてこちらが本線でr147は重複だったが、バイパスの完成によりr147区間は重複区間ではなくなった。よってr147起点からスタートしていた。片山津(温泉ではない)の市街地で沿線に小学校もあった。道も二車線にしては少し狭めだった。沿線は昔ながらの木造の民家が並んでいた。片山津町交差点は市道の方が優先だったようで、昼間は赤点滅。小学校を過ぎたあたりから下り坂になり、坂を下りきったあたりで右側から市道が合流していた。逆側から進むと道なりは市道でコースアウトしやすかった。市道合流後は片山津温泉の温泉街を通っていた。小学校、温泉街と通っていたので当然人通りは多くなる。通行には細心の注意が必要だった。総湯のあたりは広めだったが、突然狭くなっていたので油断できなかった。温泉街を抜けたあたりから人通りが少なくなって走りやすくなったが、すぐに現r39に合流していた。正直言ってこの道は通る価値は無かった。

☆おすすめ利用法

片山津ICから片山津温泉へはr20→r39が定番である。他にも、加賀温泉駅からr292→r147→r39、山代温泉⇔片山津温泉でr147⇔作見町⇔r39など。r145重複区間より海側は利用が多い定番ルートで、片山津IC→加賀温泉駅、山代温泉でr20→r39→r147もアリだろう。r145重複区間より山側は裏道的なルートで、R8から動橋や松山町、東谷口方面へのアクセスに使える。通しで動橋から山中温泉まで利用しても良いが、山中温泉→動橋はr11→r150→R8→r39のルートをおすすめする。また、山中温泉から加賀温泉駅、片山津方面へはr39通しだと遠回りで、R364→R8→r147またはr11→r147の利用をおすすめする。

☆通過町字

・加賀市

旧山中町(山中温泉省略)山代・東谷口地区勅使・動橋地区片山津・篠原地区
こおろぎ町、南町、湯の出町、本町、東町、四十九院町 桂谷町、塔尾町、須谷町、柏野町、水田丸町、小坂町、横北町 森町、勅使町(旧道)、河原町、清水町、松山町、梶井町、動橋町 庄町、八日市町、冨塚町、片山津町、湖城町、片山津温泉、潮津町、篠原町、源平町、手塚町、柴山町、新保町、伊切町

☆歴史

ただいま加筆中。協力者求む。
2012年5月:森町東交差点〜加賀市水田丸町間が開通する。それに伴い、森町東交差点〜勅使交差点〜加賀市水田丸町間が市道に降格される。(平成24年5月11日 石川県告示第247号、第248号)
2013年11月:片山津旧道が市道に降格される。(平成25年11月1日 石川県告示第439号)


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