起点はr1穴水大町。ここから西へ向かう。旧のと鉄道の踏切まではr262が分岐していて、道は狭いが、主要地方道の役割を辛うじて果たしている。途中、少し広くなるも、すぐにまた狭くなり、集落の中の道になる。川沿いを走るので雰囲気がr26柳田区間に似ているが、そんなに飛ばせる道ではない。狭い宇留地の集落を抜けると突如として快走二車線路になる。しかし河内の集落に入るところで再び狭くなる。何度も狭くなる道だが、穴水〜河内間はこの路線で一番良い区間である。ここからが酷い。河内の集落を抜けて田んぼの中を主要地方道とは思えない一車線の細い道で通る。r192交点が近くなるとなぜかセンターラインが復活する。とはいっても、飛ばせるのはこの区間だけで、センターラインが消え、森の中に入る。左手は川が流れており、「落ちたら死ぬ」とまではいかなくても、落ちたらそれなりに取り返しのつかないことになりそうだ。右手は木ばかり。対向車が怖く、昼間でも暗い道だ。季節によるかもしれないが、落ち葉や木の枝が道に散乱している。しかもこれだけの悪路なのに冬季は閉鎖されない。大雪の日にこんな道に入ったものなら立ち往生すること間違いない。長い森を抜けると左手に建物がいくつか見え、汁谷の集落になる。すぐに汁谷の集落を抜け、田んぼの中を山に囲まれながらr51交点を目指す。r51交点の少し手前に白看がある。r51重複区間はまだマシな道かと思いきや、一車線の道が続く。r51が分岐していくところでr51側が二車線快走路になっているところが悲しい。r50も二車線だが、すぐに一車線になり、再び森の中へ。こちら側は市町境を抜けるためか、峠のようになっており、穴水町側より明るい印象。しかし落ちたら大変なことになることと対向車が怖いことは変わりない。輪島市に入り、田んぼの中を抜け、山是清の集落に入ったらホッと一息。軽い峠を越えて江崎の集落に向かう。意外と見晴らしは良く、峠区間だけ道は広くなっている。江崎の集落内で右手からr222が合流してくるが、r50は直進。r222側の方が良い道であり、r50側は険道。再び一車線の山道が続く。少し走ったところで白禿の集落を過ぎ、視界が開けて田んぼが多くなる。飯川谷ではバイパスのようなものが工事されているが、羽咋広域農道かもしれない。このあたりだけ道幅が広い。工事中のところで案内に従って右折。狭くなる。狭い山道だが、今まで走ってきた道に比べるとマシな方だ。すぐに渡瀬の集落に入り、センターラインが復活し、快走二車線路になる。馬場や剱地の集落を左奥に眺められる。川を渡るところで左手鋭角方向にr260が合流してくる。ここは道なりで良い。馬場の集落に入り、道が狭くなる。今度は沿線に建物が並ぶ狭隘路だ。この狭さでR249剱地まで向かう。起終点は大きめの道路に合流するのに信号が無い主要地方道である。なお、起点付近ではr262にまっすぐつながるバイパスができており、こちらは普通の二車線路となっている。
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