起点はなぜか高岡市R8上。ここから富山方面へR8と1kmほど重複する。沿線はロードサイドショップが並ぶが、まだまだ住宅地という雰囲気である。北島口交差点で左折し、単独区間となる。バイパスのような田んぼの中の快走路で小矢部川を渡る。R470が見えてきて、富山r32とぶつかったところで左折し、富山r32と重複。R470をくぐる。遠くに集落が見える田んぼの中の快走路を走り、柴野交差点で右折。富山r32と分かれる。ここから富山県区間の難所が始まる。少し山道になり、小規模な集落が点々と続く。西広谷の集落は小学校もあるので運転は慎重に。この地区の中心となる集落のようで、建物は多い。集落を抜けると羽咋広域農道交点まで快走二車線路となる。快走二車線路だが、カーブは多めである。勝木原(のでわら)という難読地名を過ぎ、広い山道を進むといったん氷見市に入る。氷見市に入っても相変わらずの快走路である。沿線には小規模な集落が見えるが、それを避けるように通る。氷見市の区間はアップダウンが多いが、交通量は少ない。岩瀬(いわがせ)で青看に従って左折する。県境区間は勾配こそきついが、R8くりからトンネル並みに走れる。峠を越えるとゆるい下り坂で宝達志水町に入る。森林の中を走るとr305そとばが出てきて、それを過ぎると所司原の集落に入る。民家は多めである。さらに下り坂を下っていくと子浦川ダムのダム湖に沿う二車線快走路となる。下石は集落の外れを通り、散田は集落の中を通る。旧志雄町南部方面へはこの散田から分岐する交通の要衝であった。現在も羽咋広域農道が通り、交通の要衝には変わりない。田んぼの中の道を左手に古墳の湯を見ながら走る。子浦川を渡り、川沿いに走る。川と反対側は民家が並ぶ。しばらく走ると羽咋広域農道と交わる。羽咋広域農道を過ぎるといったんは民家が少なくなるが、再び多くなっていく。聖川交差点で右折し、さらに川沿いを走る。川から離れるあたりで宝達志水町役場があり、子浦の町中に入っていき、道が少し狭くなり、人通りが多くなっていく。この区間、石川県区間の最大の難所である。この状態でR159と交差、R159を過ぎると民家が少なくなっていき、次第に走りやすくなっていく。志雄病院を過ぎるともう田んぼの中。そのまま羽咋市に入り、南羽咋駅の近くを通る。上り坂のまま跨線橋になり、七尾線をまたぐ。跨線橋から続く坂を下り切ったところでR249と交わり、終点となる。富山県にまたがる県道では最大の4自治体(高岡市、氷見市、宝達志水町、羽咋市)にまたがる。かつてはr27も4自治体で並んでいたが、福光町、福野町、井波町が合併し、南砺市になったため、現在はr29がトップの座を独占している。
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